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2016年11月 1日 (火)

Oh Captain, My captainn

日常、どうにも不思議に感じていたボンヤリしたものが科学に裏打ちされたときの
納得感たるや!

「やっぱりね!」
「ほらねー!」
「そう思ってたんだよ!」

鼻の穴を膨らませて ドヤ顔になるのもしようがありません。

 

外構工事において地面すれすれの低い場所まで顔を近づけて作業を行うのは
日常茶飯事です。「神は細部に宿る」ではありませんが、誰もがマジマジと見ないような
場所でも精確に対処しています。そんな作業に従事するポーズは…



山中の場合。↓

Ji1


島さんの場合。↓

Ji3_4

お。おー……
身体が柔らかくていらっしゃることだなぁ…じゃなくて!
えーーっ!!何だか違和感、すごく違和感!

この島さんの独特なフォームに対する長年の「これじゃない」感がとうとう先日
立命館大文学部の東山篤規教授により代弁されました。

論文「股のぞきの世界」。

Nozoki2

2016年のイグ・ノーベル賞を受賞されたことで有名になった研究です。

Mata3
両脚の間から顔を出して逆さまに物を見る「股のぞき」では、遠くの物が近くに見えるなど
視角に変化が現れるという結果が確認されました。
詳しい論文内容はココから拝読することができます。

Mata2

Mata_sakasama2

上半身を逆さまにすることで普段の遠近感がつかみにくくなる、ということは…

やっぱり島さんのあのスタイルは距離をうまく測れないんだ!
私の感じていた違和感はちゃ~んと理由があったんだー!!
ほーらーねー
鼻を膨らませる山中
島さんにまで意気揚々と口上をたれ、失礼なことに「私のようなポーズがいいですよ」と
要らぬアドバイスまでする始末。

ところがこれが、今考えると恥ずかしい。


…というのも、東山教授の研究を理解しようとするにつれ、どうも教授の言わんとすることが
私の持っていた考えと違うことに気づいてきたからです。

「股のぞきで見る世界」が間違っている、のではなくて むしろ普段「立って見る世界」こそが
錯覚であり、股のぞきによって その錯覚から解き放たれることができる
、と言われているのです
直立不動の人間の見え方には重力による影響がある為、身体にかかる重力が変わるよう
「股からのぞいたり寝転んだりして眺めると、ありのままに物を認識できる」と
インタビューでも答えていらっしゃいました。

 

おおぉ…
これは1989年の洋画「いまを生きる」を思い出すではありませんか!

厳格な規則や親の期待に縛られる生徒たちに向けて、新任英語教師は授業中にとつぜん
机の上に立ち、こう宣言します。
「私はこの机の上に立ち、思い出す。常に物事は別の視点で見なければならないことを!
ほら、ここからは世界が全く違って見える」。


Imawo

自由な生とはなにか、をテーマの一つにした作品なのですが、かたや思想、かたや科学。
かたや涙をさそうアカデミー脚本賞、かたや笑いを誘う イグ・ノーベル賞。

まったく違うジャンルなのに東山教授の語る「股のぞきの世界」と通じるものがあるように
感じるのは私だけでしょうか。ジーン…

Nozoki

すでに島さんに「ちょっと変ですよ」とドヤってしまったので面と向かって言いにくいのですが、
私、分かりました。
島さんが重力からも常識からも縛られずに、ありのまま現場を見つめていることを!
おぉキャプテン!マイ キャプテン‼
感動です!!
さっそく見習ってみることにしました!

Ji2_2

うう、
これは苦しいっ。
身体が硬くて…苦しい。



…ちょっと止めておきます。

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